Jくん、気温がとても高い日が続いていますね。いかがお過ごしですか?

さて、少し前に、上の子が下の子の面倒を見る、ということについて書きましたね。今日も小学6年生のTくんのお話です。

乱取り練習の最後のことです。

「どちらかが1ポイント取ったら、終わりにする」という指示で一斉に乱取りを始めた練習生たち。いつもなら、ポイントが取れなかった方には、腕立て伏せ、というご褒美(笑)が待っているのですが、練習生たちが最後まで頑張っていたので、先生はその日は、その腕立て伏せはなくてもいいかな、と思っていたそうです。

最後に、小学6年生のTくんと小学1年生のYくんが組むことに。体力差、技術差は歴然としています。

Tくんは、先生から何の指示もありませんでしたが、Yくんの技を受けながら、Yくんの練習に付き合ってくれます。そうしてしばらく組んだ後で、6年生のTくんは1年生のYくんに投げられました。

そしてTくんは、その後、黙って一人で腕立て伏せを始めたのです。

最後にポイントを取ろうと思えば簡単に取ることも出来たのに、その日は腕立て伏せの指示がないから素知らぬ振りも出来たのに、Tくんは実直に、最後までYくんの代わりを引き受けていました。

それを見ていたYくん、先生の所に来て聞きました。

「腕立て伏せ、何回ですか?」

1年生のYくんは、6年生のお兄さんが自分に負けてくれて、自ら腕立て伏せをしているのを見て、自分も腕立て伏せをしなきゃ、と思い、先生に回数を尋ねたのです。

一部始終を見ていた先生は、Tくんの男らしさも、Yくんが、自分の代わりにTくんがしていることの意味が分かることも嬉しかった、と。

これからも、みんなの色々な面を見せてもらうのを、楽しみにしています!

Jくん、続きはまた次回。